アルピーヌ・A110<フランス>
2009年 04月 04日
1968年にデビューしたA110シリーズは ルノーR8をベースにし
A108のボディ後半部のデザインを変更し より洗練されたデザインが特徴である。
エンジンやサスペンションに R8の新機構が採用され ブレーキが4輪ディスクに
リアのスウィングアクスルに 位置決めのセミトレーリングアームが加わり
操縦性が格段に向上し それらの改良により戦闘力がアップされ
その後の 70年代初頭に於けるWRCラリーでの大活躍へと繋がっていく。
参加していただく車は 画像が入手出来なかったため イメージ映像です(笑)
はるばる山陽側から参加いただくオーナーは・・
A110の中でも戦闘力の高い 1600Sをベースに
1971年モンテカルロラリーで優勝したA110を再現すべく
カッティングシートやらステッカーチューンが施してあるとか。
これが 当時の1971年モンテ優勝車のA110!
白黒で判り辛い方は 以下のカラー写真を参照下さい。
ため息が出るような 美しく艶かしい曲線のベルリネッタ・ボディに
ナイトステージでのラリーで必須の灯火類がこの車にはとっても似合ってますね。
時代考証に忠実なステッカー類も ヤル気を感じさせます。
当時のラリーそのものなのか 復刻版ラリーなのか 判別できませんが
A110に ランチアストラトスに BMW2002に フォードやら ミニやら
何でもあり~の 百花繚乱の時代ですね。
RRやらMRやらFRやらFFやら 色々な技術や駆動方式が お国柄を反映され 試されていた
勝つためのセオリーが出来上がる前の時代で とっても面白かったんだと思います。
そんな美しくも楽しいラリーの黎明期を 今に伝えるA110に 貴方もイベントで会いに来ませんか?